永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

運命を分けるもの。

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文化の日の昨日は終日、仕事場で原稿書き。おかげで月初めが〆切の原稿をすべて終わらせた。後は今週末に控えているUFJニコスカードの会員情報誌『PARTNER』の取材・撮影と原稿のみ。やっと、先が見えてきた。

それにしても、先月は本当に忙しかった。おそらく、2020年でいちばん忙しかったのではないかと思う。それも、「撮ル」ことと「書ク」こと、そして「喋ル」ことがまんべんなく入っていたのがたまらなく嬉しい。

しかし、決してこれで満足してはならない。雑誌やWebメディアにおける「撮ル」、「書ク」仕事はまだしも、「撮ル」仕事は、飲食店のメニュー撮影だったり、「メイク&フォト」だったり。「喋ル」仕事も地元ローカル局の番組にすぎない。

つまり、カメラマンとしても、演者(?)としても、まだまだ名古屋エリアを抜け出せないでいる。もちろん、今のご時世で仕事があるだけでありがたいのだが、もっと、もっと、仕事の質を高めて、全国を縦横無尽に駆け巡るような存在になりたい。

飲食店のメニュー撮影は、地元密着型の仕事である。しかし、「メイク&フォト」は開催する場所を選ばない。それこそ、東京や大阪からでもオファーがあれば、喜んで行く。「喋ル」仕事もテレビであれば、めざすはキー局。講演会なら全国のどこへでも行く。と、書くと、荒唐無稽な話に聞こえるだろうか。

大言壮語と馬鹿にされようが、あまりにも現実とかけ離れていることに呆れられようが、ずっと、そうやってきた。無謀とは思いつつも実行するのか、それとも諦めて何もしないのか。それが運命を分ける。

幸いなことに、私の両親も、結婚してからは女房も、私のやろうとしていることに対して何も言わなかった。だから、私は今も仕事だけに集中することができている。これは本当にありがたいことであると思っている。

このブログは、その日に起こったことを書き綴ることもあるが、単なる日記で終わらせたくないと思っている。自分の思っていることや願望を包み隠さずに書く。そうすることで、ブログに寄った生き方に変わっていくのである。すべてのものはコトバから生まれる。コトバには無限の創化力があるのだ。