永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ブログを毎日更新する2つの理由。

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トップの写真は、一昨日訪れた広島・東広島市内にある正福寺山公園から望む瀬戸内海。いやぁ、イイところだった。この公園、春には1500本もの桜が咲き誇るという。桜の季節にまた行ってみたい。

さて、昨日、『はてなブログ』から↓以下のような画像付きのメールが届いた。

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昨日、11月30日(日)でブログを開設してから4年が経ったのである。すっかり忘れていた。↓これが4年前の11月30日に書いた、最初の記事である。

nagoya-meshi.hateblo.jp

お読みいただけるとわかると思うが、当時は名古屋めしについての講演のオファーが多く、そのレジュメになればという思いで書き始めたのである。

今でも名古屋めしを検索してこのブログに辿り着いた方が多い。いや、GoogleとYahoo!から来られる方が大半である。日々綴っているおっさんの戯言だけでは1日数人しか来ないと思う。

ただ、私の中ではブログの開設記念日は、毎日更新し続けると決めた2019年1月15日だと思っている。このブログは、名古屋めしの食レポブログだと見せかけて、その実態はおっさんの戯言ブログなのである(笑)。

では、2019年1月15日のブログをご覧いただきたい。

nagoya-meshi.hateblo.jp

タイトルにもしっかりと「誕生記念日」とある。この頃は、自分のこれまでの生き方を全否定したかったんだよな。そうでなければリセットできないと思った。実際、そうだった。

表面的には私も、私の人生も何ら変わっていないように見えるかもしれない。が、このブログを始めてから、私の中では劇的に変わったと思っている。

コトバには力がある。それは、モノを生み出すクリエイティブな力であり、ひいては人生そのものを創り上げていく力である。えっ?意味がわからないって!?

解説しよう。何をするにしても、まずコトバから始まるのである。例えば、写真を撮ることも、まず「写真を撮りたい」と思うから、写真を撮るわけである。

コトバは発生音だけとは限らない。「目は口ほどにモノを言う」ということわざがあるように、表情や思念もひっくるめてコトバなのだ。その観点から、「書く」というのもコトバと同じである。

ブログで自分のめざすべき姿について書くと、それに寄せた生き方をするようになる。そう信じているから、毎日更新する。イヤラシイ言い方をすると、ブログの更新は、オノレの野望を実現させんがためのものなのだ。

古い友人は、それをしっかりと見抜いていて、先日久しぶりに話したときに

「いつも、奮い立たせているなぁって思いながら見ているよ」と言われてしまった(笑)。その通りだったので、何も言い返すことができなかった(笑)。

前にも書いたが、このブログは最低でも5年間は続けようと思っている。5年後、自分がどのように変わったのかが今から楽しみで仕方がない。

ブログを毎日更新し続ける理由はもう一つある。『はてなブログ』からのメールに「書き残そう、あなたの人生の物語」とあるが、まさにそれだ。

私の子供は2人とも男なので、私自身がそうだったように成長するにしたがって父親でとあまり話をしなくなる。これからも距離は縮まることはないだろう。

私が死んだとき、私に、私の人生に興味を持った息子たちがこのブログを見れば、私がどんなことを考え、悩んでいたのかがわかると思う。このブログは私の「人生の物語」そのものなのである。