永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

52歳。

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昨日、52歳になった。

写真専門学校を出て、すぐに勤めた広告制作会社の社長は当時40代半ば。その後に勤務した編プロの社長は40代前半。今の私からすれば、若造だ。が、それは年齢に限ってのことであり、まだまだ私は彼らの足元にも及ばない。

白髪も増えたし、髪も薄くなった。シワやシミも増えたし、体力も落ちた。それをずっと自分の中で誤魔化していた。こうも目に見えてくると、否が応でも自身の老いを自覚せざるを得ない。

でも、もう少しだけ強がってみようと思う。

この前も書いたが、私の周りでいろんなことが動きはじめているのである。昨年までの私には考えられなかったことが。それらを責任を持って遂行するには、強がってみせなきゃとてもできない(笑)。

 実際、年齢とともに仕事の内容も変わってきた。これまでの仕事を振り返ってみると、20代から30代半ばまでは宝島や週刊プレイボーイ、SPA!、スコラなど青年誌をメインにやってきた。

30代半ばからグルメ取材にシフトして、媒体もおとなの週末やSTORYへと変わった。40代後半からは雑誌からwebに変わり、今に至る。だから、50代の自分にしかできないことはあるのだと信じている。

40代の終わりにブログを書くようになり、「東京のメディア関係者に『ナゴヤにナガヤあり』と言わせめる」ことを写真家・文筆家として目標を立てた。今でもその気持ちに変わりはない。その目標達成のプロセスとして、もっと目の前のことを大切にしようと思っている。

それは、自分のことを必要としている人の期待に応えていくこと。その積み重ねが力となり、目標達成を後押ししてくれる。そう信じている。

52歳になっても、いろんなことが起こると思う。善いことも悪いこともすべての事象は自分自身が成長するためのものであり、目を逸らさずに向き合っていく所存である。

皆様、今後ともよろしくお願いいたします。