永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

Jena(イエナ)

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一昨日、ドイツからレンズが届いた。

Carl Zeiss Jena Tessar 50/2.8という、旧東ドイツ製のレンズ。

ドイツ在住の方からヤフオク経由で購入したのだ。

ちなみに旧西ドイツにもCarl Zeissという名のレンズがある。

こちらはデザインも洗練されていて、

40年以上経っているのにまったく値段が下がらない。

中には50万円以上するものもある。

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一方、東ドイツのCarl Zeiss Jena(イエナ)の、

私が購入したモデルの程度の良いもので1万円〜1万5千円くらい。

私は、17800円+送料(980円)で落札した。

相場よりもやや高いのは、出品者が分解してメンテナンス済みだから。

レンズ内部を見てもチリ一つ入っていない!

ピントリングや絞りリングの動きも完璧。

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何よりも、写りがすばらしい。

まぁ、同じZiessだからね。

共産圏ならでの無骨なデザインも気に入った。

ゴムやプラスチックは一切使っていない。

すべてアルミの削り出し。

ひんやりと冷たい触り心地も◎。

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α7sに装着するとこんな感じ。

貼り革でカスタマイズした無骨なα7sとよく似合う。

このレンズでしか出せない色がある。

このレンズでしか撮れない絵がある。

そう考えると、めちゃくちゃ楽しい。

このレンズを1本だけ付けて、旅に出たい。