永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

初期不良。

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いやー、昨日は暑かったですねー。エアコンのスイッチを入れそうになったけど、何とか扇風機でしのいだ。いや、別にエアコンを入れてもイイんだけど。

さて、昨日も原稿を書きまくり。内容や表現方法など、どうしても自分の中で納得ができない部分があって、何度も書き直して、やっと、終わりが見えてきた。今週は、撮影や取材がちょこちょこと入っているので、テンポよく仕事ができそうだ。

今日も気分転換に庭先に咲く花を撮影。使ったのは、昨日のブログにも書いたCarl Zeiss Jena Tessar 50/2.8。

このレンズは、35センチまで寄ることができる。半世紀前のレンズにしてはかなりの高性能といえる。しかし、寄れるからといって写真のような接写はそのままでは不可能。

では、どうやっているのか。そもそもCarl Zeiss Jena Tessar 50/2.8をソニーα7sに装着するには、レンズとボディの間にM42というスクリュー式のマウントをソニーEマウントに変換するアダプターを噛ませねばならない。

そのアダプターにピントリングが付いていて、回転させるとレンズが伸びたり縮んだり。つまり、元々あるレンズの最短撮影距離よりも被写体に近づくことができるのだ。しかも、たったの5、6000円。マウントアダプターとしてはやや高いが、接写用のレンズを買うことを考えたら破格。

満足のいく写真が撮れたので、マウントアダプターのピントリングを元の位置に戻した。ふと、この状態でファインダーを覗いてみた。ところが、カメラを遠景に向けて、レンズの∞マークに合わせても合わないではないか。

無限遠が出ないというやつだ。接写ばかりしていたのでまったく気が付かなかった。いずれにしても、初期不良だと思う。Amazonの注文履歴から返品保証の期間をチェックすると、今月12日(土)。間に合った!

今日、クロネコの集荷センターへ持っていく予定。あ、新しいマウントアダプターも注文しなきゃ。