永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

昼寝。

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私はフリーランスなので、勤務時間や休日は決まっていないが、だいたい朝9時半頃から夜9時半頃まで仕事場のPCに向かっている。

と、いうことは、単純計算で12時間労働になる。しかし、その間に食事をしたり、ネットを見たり、昼寝をしたりしているので実働時間はもっと短い。

食事は外せないし、ネットも情報を得るためのものなのでこれも外せない。と、なると、問題は昼寝だ。

世の中の人々は懸命に働いているのに、と思うと自己嫌悪になる。それでも昼食後はどうしても睡魔に襲われてソファで寝てしまう。それも毎日、1時間〜1時間半。

食事の量を減らしたり、コーヒーをがぶ飲みしたり、食事を抜いたりもしたが、眠気には勝てない。もう、ルーティーンになっているのだろう。

どう頭をヒネろうが、ピタッとくるフレーズが出てこなくて原稿が書けないこともある。そういうとき、私は無駄な抵抗はしない。苦しんで、苦しみ抜いて書いた文章は、内容がいくら楽しくても読者様に伝わらないような気がしてならないのだ。

ふと、昼寝もそれと同じではないのではないのかと思った。睡魔に襲われたら無駄な抵抗はしない。実際、昼寝をした後はむちゃくちゃ原稿に集中できるのだから。

難産の原稿よりも安産の原稿。ノリノリで書ける環境を創り上げるために昼寝が必要であれば、どんどん練るべきだと思っている。

フリーランスに制約はない。ライターとカメラマンにとってルールはたった1つ。〆切を守ること。それ以外は法に触れなければ何をしようが自由だ。

と、思いっきり自分を正当化してみた(笑)。まぁ、苦しい言い訳だな。