永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

心が折れた。

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今日から仕事は通常モード。朝からレギュラー仕事のグルメ記事を書いた。久しぶりなので、フレーズがどんどん浮かび、ノリノリで書き進めた。

その記事とは、あるイベントの開催に合わせて有名店が監修したメニューをスペシャルランチとしてイベント開催期間中に提供するというもの。

8割方書けたところで、取材先に確認したいことが出てきた。担当者に電話をすると、驚くべきことを聞かされた。

「実はですね、新型コロナの影響で食事の提供がNGになったんです。イベントの開催そのものも雲行きが怪しくなっていまして……。週明けに連絡しようと思っていたんですが……。大変申し訳ございません!」とのこと。

膝から崩れ落ちた。そして、心がポッキリと折れた。音が聞こえた(笑)。

時計を見たら、昼になっていた。午前中、ノリノリで書いていたのはいったい何だったんだ。メシを食ってから、気を取り直して、新たに原稿を書こうと思い、2階のダイニングへ行った。今日は原稿に集中するため、日清焼そばを作ると決めていたのだ。

ところが、冷蔵庫を見ると、キャベツがない。いつもキャベツを炒めて具材にしていたのだ。たっぷりと入れれば、カサ増しにもなるし、何よりも美味しい。

キャベツがないということは、「素焼そば」になってしまう。1人前では量的に少ないので、2人前を作ることにした。この判断が間違っていた。

たしかにお腹はいっぱいになったが、胃もたれがハンパない。気を取り直して原稿を書くどころではなくなり、ソファで横になった。満腹だったので、そのまま眠ってしまった。

気がついたら、2時間が経っていた。まだ胃もたれがするが、書かねばならない。新たにネタを見つけて、ウルトラ集中力で書きまくった。

結果、1時間半ほどで書き終えた。本来なら、今日は2本書く予定だった。明日は日曜日でも書くしかない。

来週は撮影の仕事も始まる。徐々にペースを取り戻していこう。