永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ラードのポテンシャル。

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昨日のブログに書いた通り、今日はオフ。午前中に髪の毛を切りに行き、午後からはのんびりと過ごした。

昨夜、女房と話していて、今日の夕飯はあんかけスパを作つことになっていた。

小さな寸胴鍋でお湯を沸かしている間に「ミラカン」の具材である玉ねぎとピーマン、赤ウインナー、ハム、ベーコンを切っていく。

チャーハンを作るときと同様に、具材の大きさや厚みを揃えると火の通りがよくなる。もちろん、見た目も。ポイントは細めにカットすること、と『スパゲッティハウス・ヨコイ』の公式HP内にある動画で三代目の横井慎也さんがおっしゃっていた。

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今回、あんかけスパに使ったのは、「ヨコイのソース(創業時の味)」と「ヨコイスパゲッティ2.2mm」。いつもは麺や具材を炒めるのにサラダ油を使っていた。が、今回はお店と同じようにラードを使ってみた。

麺の茹で時間は、13分。麺が茹で上がったところで、麺と具材をそれぞれ炒めていく。うん、香りがまったく違う。やはり、ラードのポテンシャルが高いのである。

麺と具材に火が通ったら、ソースを半円状にかける。で、私の場合、粉チーズをドバドバとかける。これが、旨いのだ。

では、いざ実食!おーっ!う、旨いっ!思わず、女房と顔を見合わせてしまった。店で食べるのと何ら変わらないのだ。

ソースが「創業時の味」だったので、辛味はマイルドでトマトの酸味が強め。これが黒いパッケージの「現在の味」だったら、完コピだっただろう。

それにしても、炒める油を変えるだけで、ここまで激的に変わるとは思わなかった。ラードはまだたっぷりあるので、今度はチャーハンを作ってみようと思う。