永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

仕事は最高のエンタメである。

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祝日のせいか、アクセス数が多い。

こんな極私的ブログへ沢山の方が訪れてくださり、ありがとうございます。

さて、今日は、先週撮影した写真の処理を丸一日がかりで仕上げた。

写真を見ながら、構図やアングル、ライティングなどを振り返る。

もっと、こうすればよかったとか、あのときああすれば、もっと効率的に動くことができたとか、反省点も浮かび上がってくる。

私はスタジオを持たない、ロケ専門のカメラマンゆえに、いかに現場でベストを尽くすことができるのかがカギとなる。

料理や物を撮影する場合、「現場に太陽を持ち込むこと」だと私は捉えている。ここで言う太陽とは、照明機材のことである。

時と場合によっては、窓から入る太陽光や店内の照明を光源にして撮影することもあるが、料理は照明機材を使って、美味しいものをより美味しそうに撮るのが私の仕事だと思っている。

現場によっては、スペースの都合で納得のいくライティングができないこともある。いや、むしろ、そのケースの方が多いかもしれない。だからこそ、楽しい。

今月は、あと2回撮影がある。頭の中でライティングや構図を考えるだけでワクワクしてくる。

仕事は、私にとって最高のエンターテイメントなのだ。