永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

面倒くさいヤツ。

こんな私でも、誰からも好かれるような存在になりたいと願っていた。それが幸せな人生を歩む道だと。

動物に例えるなら、パンダやコアラ。嫌いだという人はほとんどいないだろう。

でも、そんな風にはなれないと思った。とくにブログを始めた40代後半からはその思いが強くなった。

ブログを書くのは、自分と向き合う作業でもあるから、今まで気がつかなかった自分の一面を発見することがある。

読者様の目線に立って、私という人間を客観視したとき、誰からも好かれる存在ではないと実感した。

嫌なものは嫌だと言いたいし、それが元で人が離れていっても仕方がないと諦めているから、誰からも好かれるわけがない。

最近では、とことん面倒くさいヤツになってやろうと思っている。コイツと関わるとヤヤコシイと。

でも、実際、一緒に仕事をしたり、遊んだりすると楽しいという存在。

動物に例えるなら、ハリネズミやアルマジロ、かな。ぱっと見は、なんとなく痛々しくて触りたくないけど、よく見たら愛嬌がある、みたいな。

うん、それでいいよ。私は。