永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

おいしい経済。

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今日、明日とGOOD EAT CLUBの編集と営業の担当とともに名古屋と三河の名店を巡る旅。いやー、前回も感じたが、彼らの食や地方都市に対する熱量はハンパない。

もちろん、ECサイトを通じて利益を生み出すためにやっているのは間違いない。しかし、それはほんの序章にすぎず、もっと先にある世界で「日本の食」を文化として発信していくという壮大なプランがあるのだ。

そのプランについては、GOOD EAT CLUBを運営する(株)グッドイートカンパニーのCEOで、カフェ・カンパニー(株)の代表取締役社長、楠本修二郎さんがこのほど出版された著書『おいしい経済- 世界の転換期 2050年への新・⽇本型ビジョン -』に詳しく書いてあるので、興味のある方は是非お買い求めください。

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しかも、この本の編集を担当したのは、私の恩人である山本由樹さん。と、なると買わないわけがない。一昨日Amazonで注文して、昨日届いたばかり。まだ数ページしか読んでいないが、「日本の食」を伝えるフードライターとして、カメラマンとして、これから進むべき道を照らしてくださったと思っている。今週末は遠方へ出張するので、行き帰りの飛行機の中で読むつもりだ。

ひょっとしたら、そのプランは私が生きている間に実現しないかもしれない。しかし、その立ち上げに参加できたこと、そして、熱い思いを持った仲間たちと時間を共にすることができたのは、私にとってこれ以上の喜びはない。

明日も一日、名古屋と三河の名店巡り。思いっきり楽しもう。