永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

スガキヤのチャーハン。2

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発作的にスガキヤラーメンが食べたくなり、近くのショッピングセンターまで車を走らせた。50歳過ぎのおっさんが、である。自分で想像して笑ってしまった。まぁ、それだけスガキヤラーメンにはリピートしたくなる魔力があるということだろう。

注文するのは、「肉入りラーメン」(430円)に「五目ごはん」と「サラダ」が付く「サラダセット」(280円)とあらかじめ決めていた。というか、私の胃袋がそれを求めていたのである。

ところが、店でメニューを見ると、チャーハンがメニューに加えられていた。しかも、「直火炒めチャーハン」と名称も変わっていた。たしか、以前は「スガキヤ炒飯」だったような気がする。ひょっとすると、リニューアルしたのだろうか。

気持ちが大きく揺らぎ、どうしても食べて確かめたくなった。結局、「ラーメン」(320円)に「直火炒めチャーハン」(単品350円)の「サラダセット」(400円)を注文することに。

店内はやや混んでいたため、「多少お時間をいただきます」と、店員さんに言われたが全然OK。私が訪れた店舗では、客席から厨房の様子が見える。待っている間、チャーハンの調理プロセスをチェックすることに。

私よりも先に入店した客にメニューが行き渡り、そろそろ私の番である。固唾を呑んで厨房の動きをチェックすると、店員さんは冷凍庫からビニール袋に入ったモノを取り出した。おそらく、それがチャーハンだ。

で、袋から茶碗に入れて、それを電子レンジに。やはり、レンチンだったのだ。まぁ、わかっていたけど(笑)。“直火炒め“というのは、冷凍する前の段階を指しているのだろう。何しろ、単品で350円と、巷の相場と比べればかなり安い。少しでも客単価を上げるためにスガキヤも必死なのだ。「ラーメン」よりも高いけど(笑)。

さて、肝心なのは味だ。あれ?前に食べたときよりも美味しい。具材のチャーシューの食感がしっとりとしている。あっ、たぶん前回はレンチンの時間が長めだったのだろう。チャーシューがカピカピになっていたもんなぁ(笑)。

でも、相変わらずラーメンとの相性は今ひとつ。何度も言うけど、あれだけラーメンが個性的なのに、チャーハンはいたってフツーというのはどうよ?開発費をかけられないのは重々承知の上だが、もっとスガキヤらしい一品を期待してしまうのは、きっと私だけではないはずだ。