永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

遊び用カメラの話。

気候がよいからなのか、外へ出て撮影するのが楽しい。プライベートで、というか遊びで撮影するとき、仕事で使っているカメラやレンズは使いたくない。

そりゃ仕事用のカメラやレンズの中にはそこらのアマチュアでは手が出ないようなものもあるし、最新モデルなので使い勝手も良い。

でも、私の中で仕事と遊びはどうしても分けたい。わかるかなぁ。レンズはまだしも、仕事用のカメラを遊びで持ち出すことはまずない。

遊び用として使っているのは、SONY α7s。現行モデルはα7sIIIなので、3世代も前になる。発売は2014年と、8年も前なのでシャッターやダイヤル、ボタンの位置や大きさ、感触などは現行モデルの方が操作しやすい。しかし、遊びで使うなら不便さもまた楽しいのだ。

α7sと現行のα7sIIIの画素数は、私が使っているiPhone 11 Proと同じ1200万画素。今どきのデジタル一眼の画素数は2400万や3000万が主流なので、スペック的に劣っているという見方もできるが、そうではない。

暗い場所でも撮影できるように、あえて低画素にしてあるのだ。まぁ、1200万画素であれば、A3 くらいまでであれば余裕でプリントできる。ブログに使う程度であれば十分すぎるほどのスペックなのである。

α7sを使う理由はまだある。それはボディのサイズ。そもそも小型化できるのがミラーレスのメリットだったはずなのに、最近のミラーレス一眼はどれも大きい。α7sは小さいのでバッグに入れても苦にならないのだ。

ただ、いくらボディが小さくても、レンズが大きければ意味がない。プロユースのレンズはだいたい大きい。そこで、遊び用のレンズもサイズにこだわることにした。

で、最近購入したのがSEL2860という掌にすっぽりと収まるコンパクトなレンズ。これに汎用の角型フードでドレスアップして、α7sに付けたらめちゃくちゃカッコよくなった。

このセットは街歩き用と決めた。出張先などでブラブラと街を歩くときに持ち出すのだ。今月もありがたいことに出張はちょこちょこと入っている。早く使ってみたいなぁ。