永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

岐阜タンメン。

いやー、自分で言うのもアレだが、今日は頑張った。昨日のブログで宣言した通り、今日はずっと仕事場に籠もって原稿を書きまくり。あ、気分転換のために昼食は外で食べたけどね。それ以外はずっとPCに向かっていた。おかげで1本書き上げた。

食べに行ったのは、近所にある『岐阜タンメン』。恥ずかしながら初めて行った。平日はそうでもないが、週末にはいつも行列ができているから気にはなっていた。

ただ、並んでいる客は若い世代ばかり。食べログやGoogleで名物の岐阜タンメンの画像をチェックすると、野菜は入っているものの、スープは脂でギトギト。50代の私にはムリだと一方的に決めつけていた。しかし、この目で、いや、この舌で確かめたくなったのだ。

結論から言えば、看板メニューの「岐阜タンメン」は、タンメンとしての完成度は高いと思った。野菜の旨みがスープに溶け込んでいるし、ニンニクのパンチのある味わいもしっかりと感じた。何よりも見た目よりしつこくはないのがよかった。

今回は初めてということもあって、辛味を足さなかったが、辛みがあれば野菜の旨みやニンニクのパンチも引き立つことだろう。ニンニクと唐辛子でパッと思い浮かぶのが、名古屋のご当地面である台湾ラーメンである。

台湾ラーメンもまた一度食べるとクセになる。岐阜タンメンも同じような魔力があるのだ。だからこそ、不意に食べたくなり、店の前に行列ができるのだ。

実際に食べたこともあって「岐阜タンメン」のイメージが私の中で変わった。50代のおっさんも「アリ」だと思う。何事も勝手に決めつけるのはよくないな。