永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

早とちり。

最近、機材の話ばかりで申し訳ない。興味のない方はさっぱり分からないだろうと思いながら書いている。

先日、あるお店でメニュー撮影をしたときのこと。照明機材をセッティングして、シャッターを切ったらストロボの電源が落ちてしまった。

電源を入れ直して、再びシャッターを切るとまたしても電源が落ちる。冷や汗をかいたが、バッグに入っている予備のストロボを使って事なきを得た。

帰宅後、ストロボをテストすると、やはり結果は同じだった。

このストロボは、昨年の11月にAmazonで買った。Amazonは1ヶ月以内であれば返品が可能だが、保証を受けるには販売店に連絡せねばならない。そこで、

「ストロボを発光させると電源が落ちてしまいます。購入して半年ほど経ちますが、修理や交換可能でしょうか?」というメッセージをAmazon経由で送った。

普段、料理はストロボ1灯で撮っている。今、手元にあるのは1灯だけ。これが壊れたら仕事にならない。予備にもう1灯あれば安心できるので、その日にストロボを注文した。ちょうどセール中だったとはいえ、5万円チョイの出費は痛い。でも、仕方がない。

そして昨日、販売店から返信があった。

この度弊社にて注文いただき、ありがとうございます。
しかしながら、お送りいたした商品はご迷惑をおかけして、誠に申し訳ありません。
誠に勝手なお願いでございますが、商品の問題を反映できる動画をご送信いただけませんか。
動画をyoutubeでごアップロードください。そして、動画のリンクを添付ファイルでにご送信お願いいたします。
こちらは状況を確認しました後、対応方法をご提供できますので、ご協力いただけますなら幸いです。
恐縮ですが、ご返信をお待ちしております。

中国の会社ゆえに日本語が怪しい(笑)。要するに、メールでの説明では意味がわからないのだろう。それにしても、動画を撮ってyoutubeにアップしろって……。

クソ面倒くせぇと思いつつ、iPhoneを三脚に固定して再びストロボをテスト。すると、今度は何発光らせても電源が落ちないではないか。

そこで思ったのは、バッテリー。電源が落ちたのは、バッテリーが消耗していかたらではないのか。そう思って、昨日の撮影に使って消耗したバッテリーを入れて発光させると、やはり電源が落ちた。

症状が出なかった予備のストロボに消耗したバッテリーを入れても結果は同じだった。つまり、私の早とちりだったわけである。

・・・・・・あ、新しいストロボ、注文しちゃったじゃん。

キャンセルしようと思えばできたが、別に3灯あっても困ることはない。むしろ、これだけあれば撮れないものはないくらい。

仕事、頑張らなくっちゃ。