永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ちづるさんとシガツ。

今日は15時半から市内の某企業。経済誌のインタビュー撮影の仕事だ。急ぎの原稿も書いたし、昨日撮影した写真もすでに現像して送信済み。午前中はのんびりと過ごして、お昼は福田ちづるさんと丸栄スカイル9階の『スパゲティ コモ』へ。

電話で話すたびに。SNSでやりとりするたびに

「シガツ食べに行こうね!」という話になり、ようやく実現した。

『スパゲティ コモ』は、あんかけスパの店。『ヨコイ』や『そーれ』と比べるとマイナー感は否めないが、ここでなきゃダメという常連もいると思う。

店の前にあるサンプル。中央がお目当ての「シガツ」。どんなメニューかというと……。

具材は魚肉ソーセージと玉ネギ、ピーマン。と、ここまでは普通。いや、魚肉ソーセージを使っているのはここくらいか。でも、違和感はない。

「シガツ」の最大の特徴は麺。カレー粉で味付けがしてあるのだ。しっかりとした味ではなく、ほんのりと。これがあんかけソースとめちゃくちゃ合うのである。

これが実物。サンプルとかなり違うし、卵が失敗したカルボナーラみたいになっているが、そんなことは食べたらあまりの美味しさに吹き飛ぶ。

「あー、これこれ」と、ちづるさんと目を見合わせながら何度言ったことか(笑)。

食べたいと思ったものが食べられるのは本当に幸せなことだ。

『スパゲティ コモ』を後にして向かったのは、丸の内にあるレトロな喫茶店。アイスコーヒーを片手に生産性がまったくない、どうでもよい話(笑)を延々と。それがまた楽しいだ。

たぶん、人生の半分くらいはどうでもよいことをやったり、話したりしていると思う。それが楽しいものならば、人生は楽しいということになる。

さて、明日は岡山県へ出張。早朝に出発して、仕事は午後から。ってことで、今日は早く寝る。