昨日、森健さんと話していたこと。バカな話からマジメな話まで本当にいっぱい話した。中でも心に刺さったのは、
「広島に原爆が透過された8月6日は、広島のメディアで核兵器廃絶をテーマとしたコンテンツを公開する」というもの。
例えば、テレビ。ドキュメンタリーや報道、ドラマ、音楽のすべての番組を使って核兵器廃絶を訴えるのだ。
「毎年、平和記念式典をやってるけど、あれでは日本が世界で唯一の戦争被爆国であるということが世界に伝わらないと思うんだ」と、森健さん。
平和記念式典は、原爆で亡くなった人々の慰霊のほか、世界平和を祈念することが目的のはずだ。「伝える」ことを生業としている森健さんらしい発想である。
森健さんからこのプランを聞いたのは、毎年この時季にO.A.される24時間テレビが話題に上がったとき。
番組スポンサーも核兵器廃絶をテーマにCMを作り、同時にコンテストも開催すれば広告業界も盛り上がる。
核兵器に関しては、さまざまな意見があると思う。アメリカにおける銃と同じで、いくら廃絶を望んだとしても、自衛を目的に保持する国も沢山ある。日本においても、核兵器を配備すべきとの過激な意見もある。
8月6日は、賛成派も反対派もとことん議論すればよいのだ。それをテレビで放映してもよいし、新聞紙上でやってもよい。
「このアイデアをどこに提案すればよいのかわからない」と、森健さん。プレゼン先は、広島のメディアなのか。それとも県議会?
さて、昨日の森健さんとの会食には、医師の脇田先生も同席された。脇田先生はこのブログの読者様であり、森健さんは先生のクリニックに通っていた。
ある日、クリニックへ行くと「森健さん、ナガヤさんのブログに出てましたね」と言われたとか(笑)。つまり、この私が単なる医師と患者の県警だった2人の距離を縮めたのだ(笑)。
脇田先生からも興味深い話を沢山聞くことができて、めちゃくちゃ楽しかった。
脇田先生、昨夜はありがとうございました!