永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

SOUL VACATION

Twitterを見ていたら、誰かがフジロックフェスティバル'22で歌う鈴木雅之の動画をシェアしていた。

この動画の「ハリケーン」と「め組のひと」を聴いて、懐かしさでいっぱいになった。

あれはたしか中学3年の頃だったと思う。ウォークマン的なカセットプレイヤーを買ったとき、同級生のマコトがカセットに入れてくれたのが、ラッツ&スターのアルバムだった。

38年前の夏休み、そのアルバムを聴きまくった。もう一度聴きたくなり、amazonで検索すると、あっさりと見つかった。

タイトルは『SOUL VACATION』。1983年の作品。これで間違いない。しかも、amazonプライムでストリーミングは無料!

ってことで、今日はずっと聴いていた。今でも違和感というか古さを感じさせないのは、鈴木雅之の歌唱力がズバ抜けているからだろう。

ラッツ&スターの前身はシャネルズ。それぞれのネーミングのセンスもよい。ラッツ&スター(RATS&STAR)の意味は、逆から読んでも同じになる「回文」だと思っていたが、それだけではなかった。正しくは、

バンド名の「RATS & STAR」は「ドブネズミ達と星」を意味し、逆から読んでも「RATS & STAR」となる。下町育ちのドブネズミ達がDoo-Wapを歌うとRATSがひっくり返りSTARになったというのが本義。(ウィキペディアより)

すごく、深い。私も名古屋育ちのドブネズミ。写真を撮ったら、文章を書いたらSTARに……なりたいなぁ。