永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

SNSが紡いだご縁。

昨日の取材は、twitterを見たのがきっかけだった。twitterで発信していた情報が面白くて、それを基に企画書を編集部に提出してカタチとなったのである。

発信していたの方と私は、相互フォロー、つまりお互いにフォローし合う関係にあった。昨日の取材で、このご縁は、1人の共通のフォロワーさんによって生まれたものだとわかった。

2020年3月、私は名古屋市中川区にある名古屋市内で唯一の味醂蔵、糀富(はなとみ)の4代目店主、石黒靖浩さん、通称“やっさん”が手がけるラーメン店『富田屋』を紹介させていただいた。

toyokeizai.net

記事が公開されたときは、そりゃもう反響が凄まじかった。とくにやっさんのフォロワーさんたちは、『富田屋』がwebメディアに採り上げられたことをまるで自分のことのように喜んだ。いかにやっさんが愛されているのかを目の当たりにした。

しかも、やっさんのtwitterのフォロワーさんが私をフォローしてくださった。ただ私は記事を書いただけで海のモノとも山のモノともわからないのに。昨日、取材でお目にかかったI川さんもその1人だった。

I川さんの店の壁に「戸田みりんあります」と書かれた紙が貼ってあり、それを指摘すると、「やっさん、さっきまでいたんですよ」と、I川さん。昨日は金曜日だから、ラーメン屋も開けているはず。やっさん、めちゃめちゃ働いてるな〜。

やっさんのおかげでI川さんと繋がり、取材でもやっさんの話で盛り上がった。まさにSNSが紡いだご縁である。「類をもって集まる」というのは、リアルの世界でもネット空間でも同じなのだろう。やっさんの持っている雰囲気とI川さんはどこか似ていると思った。

そんなことを書いていたら、やっさんのラーメンが無性に食べたくなった(笑)。近々、食べに行こう。