永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

永谷正樹、という会社。4

今月はやたらと打ち合わせが多い。それは、新たに始まる仕事があることを意味するわけで、とてもありがたく思っている。

今日は午前と午後で打ち合わせが1件ずつ。午後からは、高校時代の先輩で税理士のT山さんの事務所へ。今年、私が目標として掲げた法人化の相談にのってもらったのだ。

参考になるかどうかはわからないが、過去3年分の確定申告の書類を持参した。T山さんが見て、この売上では法人化はとても無理だと判断すればそれに従おうと思っていた。いや、心のどこかにそうなってほしいと願っている自分がいた。

しかし、T山さんの判断はそれに反して「大丈夫。これより少なくても法人のところだってあるくらいだから」というものだった。逆に背中を押されたような気分になった。

なぜ、私は法人化をめざすのか。いろいろ理由はあるし、いろいろ思いもある。それらを今はまだ整理することができないが、ハッキリしているのは、オノレの人生をもっとワクワクするものにしたいということ。

フリーランスの立場ではワクワクしないのかというと、そうではない。法人化すると、写真を撮ったり、文章を書いたりという本来の業務以外にもやることは増える。その中には私の大嫌いな経理も。

考えただけでもすごく面倒くさいことばかりだが、それらをやりきったときに、今目にしている光景とはちがうものが見えてくるのではないかと思うのだ。あ、もちろん、法人化するのは、今以上に写真を撮ったり、文章を書いたりしたいというのがいちばんの理由である。今よりももっともっと大きな仕事をするために、法人という社会的信用は必要。今はそう思っている。

とはいえ、法人化に向けてはまだまだ何も具体的には決まっていない。このブログで自分自身の気持ちを整理しながら前向きに取り組んでいこうと思っている。