永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

チャーラーの旅。35

今日は、所用で隣町の小牧市へ行ったので、ついでに『しな㐂』に立ち寄って昼食を摂ることにした。

『しな㐂』は、ここ小牧市の他、江南市や大口町にもあり、昔ながらの中華そばが人気の店だ。セットメニューも充実していて、好きなラーメンに+330円で天津飯や中華飯、日替わりの丼などを付けることができる。

チャーラーの旅。なので、やはりここは炒飯をセレクト。ってことで、私が選んだ麺は、厚切りのチャーシューが3枚のる「Aラーメン」(790円)。ちなみに5枚のるのが「Oラーメン」(990円)。AやOって何の略だろう。いくら考えてもわからない。まぁ、どうでもイイか。

これが「Aラーメン」。湯気がイイ感じでしょ。余談だけど、この写真はiPhone 11 Proで撮影。条件が揃えば、iPhoneでもこんなキレイに撮れるのだ。

具材は厚切りチャーシュー3枚とメンマ、そして、たっぷりのネギ。レンゲでスープとネギをすくって飲んでみる。熱々のスープに浸されて甘味が出たネギがやたらと旨い!

麺は細めの縮れ麺。これがスープと絡んでこれまた美味しい。ちなみに麺の大盛は、たったの70円。大盛りにすればよかったと少し後悔したほど。

しかし、厚切りチャーシューのボリュームがハンパないので、やはり並盛にして正解だった。チャーシューは赤身が多く、形をギリギリ保っている状態。口に入れるとホロホロと崩れていく。うーん、旨い!

これがチャーハン。ご飯茶碗1杯よりもやや少なめくらい。具材は、チャーシューとネギ、ニンジン、卵。そして紅ショウガが添えられている。

味付けは塩・コショウベースだが、複雑な味わい。シャンタンや味覇っぽい調味料を使っているかもしれない。食感はしっとり系。以前に江南店で食べたときは、パラパラだった。しかも、作り置きのものを再度炒めた感じだった。しかし、ここのはきちんと作ってあるのが伝わってくる。

ラーメンのスープとチャーハンの相性も抜群に良い。チャーシューをおかずにチャーハンを食らうという贅沢も味わえる。

前回紹介した『三平らーめん』では、厚切りチャーシューとチャーハンの組み合わせに飽きてしまったが、今回は合間に紅ショウガをつまんだら、それが箸休めとなって最後まで飽きること亡く食べることができた。

そうそう、このセットにはデザートも付くのだ。アップルかな。フルーツ味のゼリー。これがしょっぱ辛くなった口の中をリセットさせてくれる。

ご馳走様でした。