永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

町おこし。

今日は、町おこしグルメの打ち合わせで岐阜県某市へ。これは料理評論家の長田絢さんが市の特産品を使った料理のアドバイスを行っていて、私はメニューの撮影とコピーライティングを担当させていただくことになったのだ。

写真撮影はノープロブレム。しかし、コピーライティングはいつもとは勝手が違う。取材をして書く部分や資料を参考に書く部分はあるものの、それは全体からすれば微々たるもの。今回のいちばん大きな業務は、この町おこしプロジェクトのメインタイトルの提案である。

「プロジェクト」は内に向けたフレーズなので、町に来てくださるお客さんにPRできるものでなくてはならないし、メインタイトルを基にプロジェクトが展開していく。もはや、これはコピーライティングの仕事ではなく、町おこしのプロデューサーがやるべきことではないのか。

ただ、私も一宮市の『一宮モーニング』や、幸田町の『幸田消防カレー』に携わってきた自負がある。オファーをいただいたからにはしっかりとやらせていただく。

さて、今日行われた打ち合わせには、市の観光協会の方や市内の飲食店の方が集まり、活発な意見交換が行われた。その町で生まれて、今も暮らしている人たちが真剣に町のことを語り合う場の雰囲気が私は大好きだ。是非とも、このプロジェクトを成功させて、ともに喜び合いたいと思っている。