永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

親の願い。

今日は仕事にならないと思っていた。浜名湖出張から帰宅した翌日はいつもそう。疲れが残っていて、撮影しようにも原稿を書こうにも集中できないのだ。

今日は撮影した写真の処理を何とか午前中に済ませて、午後からはオフにした。というか、昼寝をした。14時から16時半までみっちりと。それでもまだ眠たいし、身体のあちこちが痛い。やっぱり、年なのかなぁ。

さて、関東で一人暮らしを始めた次男が大学の卒業式に出るために帰省している。昨日が卒業式だったようで、夜遅くまで友達と遊んでいた。昨日はずっと体調がすぐれなかったらしく、帰宅してから体温を計ると38.9度もあったらしい。

コロナの疑いもあったため、今朝になって女房が病院へ連れて行った。検査をしたところ、コロナもインフルも陰性。熱も平熱に戻っていた。

で、今夜、『感動の肉と米』へ行こうと思ったが、次男のリクエストで『あさくま』に行き先を変更することに。予算が倍以上になったが、これから先、次男とメシを食う機会も少なくなるから『あさくま』くらいどうってことはない。

食事中、「お父、日曜日って空いてる?」と、次男。話を聞いてみると、私と一緒にスーパー銭湯へ行きたいらしい。そういえば、次男が幼い頃から高校生くらいまではよく行っていた。

次男は今回の帰省で「やりたいことリスト」を作っていて、その一つが私とスパ銭へ行くことだったのだ。こんな嬉しい誘いがあるわけがない。一緒にサウナへ入って整おうではないか。

その翌日はまた一緒にメシへ行く。その夕方にバスで帰るそうで、その直前にフォトブックを手渡そうと思っている。あ、フォトブックは女房がキレイにラッピングしてくれた。フォトブックを見た女房は次男の成長ぶりに涙を流していた。

今、TVerで無料公開されている『3年B組金八先生』の第6シリーズを見ている。その中でこんなセリフがあった。

「いつの時代も親の願いは子どもが自分より幸せになることだ」

まったく、その通り。長男も次男も私よりも幸せになってほしい。私の両親もそう思っていたのだろうか。いやー、親というのは本当に有り難い存在だ。