『おとなの週末web』の連載企画「ニッポン“チャーラー”の旅」の究極的な目標は、“チャーラー”という文字の入った商品がコンビニで売られること。つまり、それはチャーラーが人々に認知されたことを意味する。
今日、女房と食材の買い出しへユニー系列のスーパー『ピアゴ』へ行ったときのこと。生麺に濃縮スープが付いた味噌煮込みうどんやラーメンの棚に『麺屋はなび』の総大将、新山直人さんが手がけた町中華『今池飯店』の中華そばが売られていた。
パッケージをよく見ると、【チャーハンの素1回分付】と書いてある。しかも、新山さんの顔写真に「おうちでチャーラー」という吹き出しも。
製造・販売しているのは、寿がきや食品。さすがに地元企業だけに目の付けどころが違う。アッパレとしか言いようがない。
おそらく、“チャーラー”という文字が入った商品は史上初なのではないか。商品名を「チャーラー」にしなかったのは、人によってはどんな商品なのかわからないからだろう。その点については、まだまだ私自身の普及活動(?)が足らないということだ。
いや、実際のところ、私なんぞよりも新山さんの方が発信力があるから、寿がきや食品もそれに乗っかっただけなんだろうけど(笑)、私としては素直に嬉しい。願わくば、この商品が1回こっきりの企画で終了せず、売れ続けて定番商品としてラインナップされてほしい。
でも、まぁ、難しいだろうなぁ。こういった商品を購入するのは、店のファンか店へ行きたいと思っている人であり、スーパーへ買い物に来る客層とイコールで結びつかないから。チャーラーはやはり、野郎の食い物なのだ。
しかし、スーパーに並ぶ商品が誕生したということは、コンビニでの商品化も近い?