永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

黒いバッグが欲しい病。

私の仕事場には、カメラバッグをはじめ、バッグがやたらと多い。しかも、すべて色は黒。そう。何を隠そう、私は黒いバッグフェチなのである。

年に何回か黒いバッグが欲しくてたまらなくなる発作が起こるのだが、今がまさにそれ。普段使い用の黒いリュックをAmazonなどで物色している。

普段使い用とはいっても、レンズ付きのミラーレスかライカQ2が入るスペースがほしいし、13インチのMacBook Airも収納したい。

そうなると、必然的にリュックタイプのカメラバッグに絞られる。昨日から暇さえあればネットで検索しまくっているのだが、カメラバッグゆえにカメラの収納スペースは充実しているのに、1泊分の着替えやPCの充電器やケーブルなどをまとめたガジェットケースが入るスペースがないのだ。

しかも、どれもデザインがいかにもカメラバッグでカッコ悪い。そこで、カメラバッグではないリュックにカメラを収納するディバイダーを入れて使うことを考えた。

ディバイダーとは厚みのあるウレタンの箱のようなもので、万一、落下してもカメラやレンズを保護するというシロモノだ。過去に何個か買っているので、それをそのまま使えばよい。

で、フツーの通勤や通学に使用するリュックを探すことにした。条件は以下の通り。

・2気室(2層構造)のもの。下部にディバイダーに入ったカメラが収納できること。

・13インチのMacBookAirが収納できること。

・上部に1泊分の着替えとガジェットケース、傘、財布などが収納できること。

ところが、これもなかなか見つからない。見つかっても、むちゃくちゃ高かったりするので、とても手が出ない。いっそのこと、シンプルな『無印良品』のリュックにディバイダーを入れてカメラバッグ化することも考えたが、それも何だかなぁ。

ふと、仕事場にあるカメラバッグを入れる棚へ目をやると、5年以上前に買ったリュックが目に飛び込んできた。それがこれ。

たしかAmazonで5000円くらいで買ったと思う。これ、ビジネスリュックに見えるが、一応カメラバッグなのである。

2気室(2層構造)になっていて、リュックの下部にはカメラを収納できるのだ。このスペースだと、標準ズーム付きのミラーレスと予備バッテリーくらいしか入らないが。

ノートPCの収納スペースも完備。試しに13インチのMacBookAirを入れてみたところ、余裕だった。それどころかノートPCを保護するケースごと収納することができた。

背面にはファスナー付きのポケットも。ここに財布などの貴重品を入れるとよいかもしれない。

あれ?このリュック、さっき私が挙げた条件をすべてクリアしているではないか(笑)。そう思ったら、急に購買意欲が衰えてきた。

来月の東京と熊本への出張は、このリュックを使おうと思う。