先週金曜日から次男が帰省している。
10月31日(木)に勤めていた会社を退職したが、決して悲観していない。それは私も。長い人生、1年や2年くらい「充電期間」に充ててもまったく問題ない。むしろ、その間、じっくりと自分自身と対峙すべきだ。毎日忙しく働いていたら、そんな余裕はないだろうから。
短いサラリーマン生活で次男が学んだことは、「会社勤めは自分には向いていない」ということだった。それが20代で気づくことができたのは幸せなことだろう。
しかし、会社を辞めたとはいえ、借りている部屋の家賃もかかるし、食っていかねばならない。どうやって生きていくのかを聞いてみたところ、ここに詳しくは書かないが、いろいろ手段はあるらしく、今のところお金に困っている様子はない。
あ、闇バイトとかヤバい仕事じゃないですよ(笑)。ただ、ネットを活用した仕事の場合、プラットホームとなるサイトの規約が変わったりして、これまでのように利益を生み出さなくなる可能性もある。そうなると、もう一つくらい収入を得る道を作っておいた方がよい。
そこで、私はライターになることを勧めた。私はライターでありながら文章を書くことが苦手で、それを克服するためにブログを毎日更新し続けた結果、約6年間かかってようやく好きになれた。次男も5年を一つの目標にして書き続けろ、と。
5年後、私は60歳になる。その頃に次男が私の会社の社員となり、将来は会社を継いでくれたらそんなに嬉しいことはない。
次男には次男の人生があるから、好きに生きればよいのだが、もしも、次男の人生において私や私の会社を必要とするならば、全力で支え、応援する。子どもの役に立てることは親として何よりも嬉しいからだ。
次男よ、何度でも生き直せ。君には無限の可能性と力があるのだ。