永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

日々担々。

時間があるとき、たまに食べに行くのが、稲沢市朝府町にある『日々担々』。

ここはあま市にある人気店『チャイニーズキッチン美杏』が手がける汁なし担々麺の専門店。

『美杏』には一度だけ食べに行ったことがあり、担々麺がとにかく辛かった。食べた翌朝のトイレでお尻が痛くなるくらい(笑)。

なので、『日々担々』では、いつも辛さは「かなりひかえめ」をリクエストする。

注文したのは、店おすすめの「温玉・ナッツ入り汁なし担々麺」。写真からもわかる通り、麺は台湾まぜそばのような太麺で、噛み応えがある。芝麻醤やラー油ののりも◎。

具材は、肉味噌と温玉、水菜、ネギ、ナッツ。ネギと肉味噌がドカンとのる『想吃担担面』の汁なし担々麺と比べるとやや寂しいような気もするが、ゴマの味と香り、コクとラー油、花椒のバランスは秀逸。

何よりも、ここのキャッチコピーは「米と担々麺」。担々麺好きのツボをしっかりとおさえてある。担々麺そのものも御飯のおかずになるし、麺を食べ終わった後に器に残る芝麻醤がご飯とむちゃくちゃよく合うのである。

ゆえに私はいつも無料で付くご飯に+100円を追加して大盛りにしている。これがデブの元なのはわかっているが。

面白いのは、1人で食べに来る女性客が多いこと。今日は8割が女性だった。しかも、担々麺をおかずにご飯をかっ喰らっている。うん。それでいいんだよ。と、おっさんは心のなかでエールを送っている(笑)。