永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

参院選2025に思う。

参院選の開票速報を見ながらブログを書いている。

やはり、私が危惧していた通り、参政党が多くの議席を得るようである。おそらく、自民党保守派の支持層の票が数多く流れたのだろう。

明日の新聞やテレビでは、参政党の躍進ぶりを「オレンジ旋風」などとクローズアップすると思う。神谷代表をはじめ、参政党選出の議員にとっては、わが世の春といったところか。

私はどうしても参政党をは支持することができない。保守を標榜し、日本らしさや日本人らしさを演説で語っているようだが、甚だ疑わしい。

私は皇室を戴く日本や日本精神をすばらしいと思っている。同時に日本以外の国もそれぞれすばらしい部分があると思うし、尊重すべきだと思っている。

ところが、参政党やその支持者たちは「日本人ファースト」を叫ぶ。外国人や思想・信条が異なる人を排除するのは日本精神に反する。それは保守でも何でもない。

保守層がリスペクトする三島由紀夫は「愛国心」という言葉を嫌っていたという。鈴木邦男さんは、「愛と言いながら自国しか愛さない傲慢さが伝わってくる」と考察する。普遍的な愛と国境のある国を組み合わせることにも言葉を紡ぐプロとして違和感があったのだと思う。

決定的だったのは、神谷代表の
「(『日本人ファースト』は)選挙のキャッチコピーだから、選挙の間だけなので。終わったらそんなことで差別を助長するようなことはしない」との発言。

「日本人ファースト」、「日本をなめるな」というキャッチコピーが差別を助長していることを本人も自覚しているのだ。つまり、差別を選挙に利用したのである。

困っている国民に寄り添い、法律や制度を変えていくのが政治家の役割である私は思う。今、日本では約6割の国民が生活が苦しいと感じているといわれている。

とくに昨年1月に能登半島地震で家族や住まい、財産を失った人たちを助ける政策を打ち出していない。「日本人ファースト」であるならば、「能登半島ファースト」ではないのか。

メディア、とくにオールドメディアは、「反日」と言われようが、「非国民」と言われようが「参政党」をしっかりとチェックして、少しでもヤバイ動きがあれば報じて国民に知らせてほしい。

私は「言論の自由」の下で、こうして仕事をさせてもらっている。それが脅かされることになれば、左翼と言われようが、非国民と言われようが命をかけて戦う。