少し前になるが、小牧商工会議所の専門家派遣で小牧市内の飲食店を訪ねた。これで2回目の訪問となる。
今回の相談内容は、「店で扱っている冷凍のお惣菜の写真をスマオでキレイに撮影したい」とのこと。
まずは、撮影の場所選び。店内の窓に面した席で斜め後ろから光が差すポジションに三脚を立てて、スマホを固定。アングルは椅子に座ったときの目線よりもやや上。
カメラアプリを立ち上げて、撮影するお惣菜のポジションを決める。構図の基本は、いかに余白を少なくするか。画面いっぱいに被写体であるお惣菜が映るようにズームを使って調整する。
そして、シャッターを切る。Bluetooth接続のシャッターがあればブレずにシャッターを切ることができることも伝えた。
実はここからが今回の本題。
撮影した写真を画像編集アプリで加工するのだ。私が日常的に使っているのは、AdobeのLightroomだが、こちらは有料なので、Snapseedという無料のアプリをお勧めしている。
Snapseedは、iPhoneにもAndroidにも対応しているのもお勧めする理由の一つ。
で、カメラアプリを使って撮影した写真と、Snapseedで加工した写真がこちら。








かなり変わるでしょ?
Snapseedにはたくさんのツールを用意しているけど、使うのは「ホワイトバランス」と「調整」、「レンズぼかし」の3つのみ。
ネットで検索すれば、Snapseedの使い方がたくさんヒットするが、遊び感覚でガンガン使って操作に慣れることがいちばんの早道になる。あと、加工する際に「やりすぎない」こと。
それは人物の写真も然り。今はあまり見かけなくなったけど、ギョロ目でアゴが小さい宇宙人みたいな女性の写真がSNSに流れてきたことを覚えているだろう。やはり、あれはみっともない(笑)。ギリギリのところで止めるのがコツだ。
普段、RAWデータを触っていることもあって、Jpgデータを加工するのは抵抗があるが、SNSに載せる程度であれば何ら問題はない。
皆様もお試しください。っていうか、私にオファーしてください。いつでも、どこにでも、個人、法人問わず教えに行きますよ。
