
早いものでカングーに乗りはじめて、来年の2月で丸4年になる。そのタイミングでカングーを買った中古車屋さんからLINEが入った。
「状態の良いカングーが入荷したので、買い替えを検討されているのなら是非」とのこと。
カングーは購入した年の車検時にオイル漏れが見つかって、それを修理したくらいで今のところはこれといって不具合はない。こまめにオイル交換をしているのも影響しているだろう。
カングーは去年か一昨年にモデルチェンジをしている。おそらく入荷したのは現行モデルのカングーだと思う。せっかく連絡をくれたのに申し訳ないが、まったく興味がない。私が好きなのは、今乗っている2代目カングーなのだ。
少し前に旧車を専門に扱う自動車販売店を取材したことがあり、こんな話を聞いた。
旧車のユーザーは2通りあり、1つは旧車でありながらボディも内装もエンジンも新車のような美しさを求める人。もう1つは経年による劣化を受け入れつつ、メンテナンスをしながら乗る人、というもの。
いずれも販売店にとって客であるのは間違いないが、旧車というトレンドに乗っかっているだけであり、別の車が流行ると乗り換えてしまう前者よりも後者に売りたい、と。
私もカングーに乗ったときに、10年、20年と大切に乗ろうと決めた。
それはカメラも同じで、実際、noteを見ると、古いデジタル一眼を大切に使っている人が多い。それに私も影響を受けて昔欲しかったカメラや、持っていたけど売ってしまったカメラをもう一度買おうかと思ったほどだ。
私が今使っているカメラはそこまで古くはないが、満足しているのでしばらく買い替えるつもりはない。爆速のオートフォーカスも、AIによる被写体認識も、料理と人しか撮らない私にとっては要らない機能だからだ。
多くの人々が車も、カメラも、ファッションも最新のトレンドを追いかけるからこそ、経済がまわっていくのだろうけど、自分が気に入ったものを長く使い続けることにも価値があると思うのだ。
大切なものを大切に使う。それは自らの生き方にもつながるのではないか。