永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

海苔が、構図を狂わせる。

昨夜は歩き疲れたのと、運転疲れで腰がパンパンに張っていた。寝る前に女房にマッサージをしてもらった直後に眠ってしまった。

よほど疲れていたのか、夜中に一度も目が覚めず。ところが、朝を迎えると、腕も、腰も、脚も筋肉痛。全然疲れがとれていない。

今日から仕事をしようと思っていたのに、今ひとつ集中できないので、今日も休むことにした。経験上、その方がダラダラとやるよりも効率がよいのである。

それでもネットを見ながら、情報を収集して、2本ほど企画を思いついた。これまで温めておいたものと併せて、明日まとめることにする。

昨日、長男夫婦と会っていたときに、次男からLINEが入った。

送られてきたのは、次男が撮影したラーメンの写真。前に写真を現像したら送るように言っておいたのだ。

帰省したときに私が教えた通り、ラーメンの丼がきちんと写真の中央におさまっていて、ピントも合っているし、手ブレもなかった。

ところが、↑こんな感じで丼の手前部分が不自然に見切れていた。なぜ、こんな構図になったのかはすぐにわかった。

ラーメンの具材に海苔が使われていて、丼の後ろの方に立ててあったのだ。これが構図づくりの妨げになったのだと思う。

私も次男の気持ちがめちゃくちゃわかる。

ラーメンの撮影に限らず、料理写真は時間との戦いでもあるので、証明をセッティングし終わったら、店の人に空の丼を用意してもらって、構図をつくる。

基本的には、丼全体が入るような構図になる。カメラは三脚に固定しているので、構図が決まったら、そこにラーメンを持ってくるだけで済む。

ところが、具材に海苔が使われると、決めた構図が狂ってしまうのだ。つまり、丼全体を画面に入れようとすると、トップに使用した画像のように、左右の余白が大きくなりすぎてラーメンが小さくなってしまう。

トリミング前提ならば、それもアリだが、次男にはあえてカットするならば、↑この写真のように、海苔の部分であることをアドバイスした。

写真はとにかく沢山撮らなければ上手にはならない。仕事だからという義務感ではなく、興味を持って楽しんで撮ることが上達の早道である。

次男はまだそこまでの余裕がないかもしれないが、いつかきっとわかるはずだ。父子で写真談義ができる日が来るのを楽しみにしている。