昨日のブログのタイトルは、「無言のバイト君。」で、今日は「無言館」。無言館とは、先の大戦で亡くなった画学生たちの作品を展示した美術館。長野県上田市にあり、善光寺の次に立ち寄った。
前回、ここへ来たのは4年ほど前になる。展示されている作品を1つ1つ、じっくりと鑑賞した。画学生の中には、日本の、いや、世界の美術史に名を残すような画家になっていた人もいるかも知れない。そう思うと、やるせない気持ちでいっぱいになった。
無言館に到着すると、すでに15時半をまわっていた。17時閉館なので、とても時間が足りない。作品を鑑賞するのを諦めて、無言館の周辺を歩いて写真を撮ることに。
今も戦争が続いているウクライナでも、多くの人々が亡くなっている。兵士のみならず、民間人までもが犠牲になっている。中には、将来を嘱望された若者や未来ある子供もいたに違いない。
戦禍のウクライナに思いを寄せよう。そして、戦争は悲劇しか生まないことを心に刻もう。それが全人類の共通意識となったとき、戦争の大きな抑止力となる。戦争を食い止めるのは、強力な兵器ではなく、平和を願う人々の思いなのだ。