永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

共存共栄。

先週あたりから、仕事が通常モードに戻りつつある。とはいえ、緊急事態宣言中に取材に行けないときも私の心はずっと仕事モードだった。ブログやFacebookでそんな自分の気持ちを吐露していたこともあり、早くも新たな仕事のオファーがいくつか入ってきている…

都築晃さん。

写真は、刈谷市にあるうどん店『きさん』の店主、都築晃さんである。彼とは2014年頃に雑誌『旅の手帖』の取材が縁となって、今では呑みに行く間柄となった。 『きさん』は、きしめんのルーツといわれる「いもかわうどん」が名物。きしめんのルーツはこれまで…

リモート講義。

毎年、この時季と秋の年2回、関西大学総合情報学科でゲスト講師として講義を行う。編集者の亀松太郎さんが講師を務めていることから、ご縁が生まれた。 私が担当するのは、スマホカメラの撮影講座と、『永谷正樹、という仕事。』というテーマで私の半生を語…

みんなが儲かる仕組み。

「儲かる仕組み」というコトバに違和感、いや、嫌悪感を覚えてしまうのは私だけだろうか。 10年以上前の話になるが、広告制作会社で働いていた頃の同僚と会う機会があった。知り合った当時はお互いに20代。デザイナーだった彼は、3年も経たないうちに大きな…

鬼になる。

自分のしていたことや 考えていたことが とてつもなく滑稽に思えて、 自分自身に呆れ果てている。 何かきっかけが あったわけでもなく、不意に。 いや、心の片隅では、ずっと 「お前はナニをやってんだ!?」と 思っていたのかもしれない。 いわば、内なる自分…

色モノだってよ。

私のことを知っている人からすれば、 「何を今さら!?」ってことを、書く。 2、3年前から、大マジメに 「モテたい」と思っていた。 いや、それは、女性のみならず、 万人に愛される、 好かれる存在になるということだ。 マイナーよりはメジャー。 覇道よりは…

パパナポリタン。

今思えば、母は料理が得意だったと思う。どこかで食べて、美味しかった料理を再現するのが好きだったようで、いろんなものを作ってくれた。 唐揚げに凝ったことがあって、イマイチの唐揚げを何度も食べさせられた(笑)。しかし、研究を重ねて完成させた味は…

ウミャー。

久しぶりに名古屋めしのネタを。 写真は、言わずと知れた名古屋の『麺屋はなび』発祥の「台湾まぜそば」である。誕生は2008年なので、もっとも新しい名古屋めしと言ってもよいだろう。 初めて食べたときは衝撃を受けた。ジャンクなことは間違いないが、二郎…

夜の過ごし方。

新型コロナウイルスの感染が拡大する前からだが、あまり夜に出歩かなくなった。呑みに行かなくなったって話だけどね。40歳くらいから酒も弱くなったし、正直、呑みたいとも思わなくなった。美味しいものは食べたいとは思うけど。酒は旨い料理をアシストする…

センス。

「料理も、サービスもセンスだと思うんだ」と、ある料理人は言った。 彼が言う「センス」の中には、もちろん調理の技術も含まれている。培った技術を皿や器の中でどう表現するか、ということだろう。 一方、サービスにおける「センス」も、培った接客術を店…

守りたい店。

私は写真も文章も独学。ゆえに、師匠はいない。が、勝手に師匠と呼んでいる人はいる。『おとなの週末』の初代編集担当のアサイ師匠である。 「あー、オレだ。○月○日から一泊二日で名古屋へ行くから。イイ店、探しとけ」 師匠はいつも名乗らずに電話をかけて…

仕事がしたい。

仕事というのは、決してスケジュールに満遍なく入らない。私のようなフリーランスに限らず、どんな仕事でもそうだろうと思う。大変ありがたいことなのだが、忙しいときに限ってオファーが相次ぐ。なぜ、仕事は集中するのか。 きっと、仕事のオファーを出した…

現場へ行く。

今日もすばらしい笑顔に出会うことができた。三軒もハシゴしたので、身体はヘトヘトだが、心は満たされている。取材にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 私は「取材屋」である。ゆえに、現場に出てナンボなのである。アフターコロナは世の中が…

家メシ。

今日は終日、仕事場で原稿書き。こんな日は食べることくらいしか楽しみがない。って、原稿書きも楽しいんだけどね。 お昼は、先日、テイクアウトメニューを撮影させていただいた『やぶ屋 今池本店』の「台湾まぜきしめん」を作ってみた。とはいっても、冷凍…

笑顔。

先日、取材でお世話になっている店のテイクアウトメニューを撮影させていただいた。その際、店の方の写真も撮らせてもらった。いつも取材の終わりにしていることでもあり、中にはこれまで何度か撮ったことのある方もいた。 いつもと変わらない話。いつもと変…

やさしい人でありたい。

自分はなんて冷酷な人間なんだろう。ずいぶん長いこと、そう思っていたし、真剣に悩んでた。私の周りには、やさしくて愛深い人が沢山いる。そういう人と自分を比べて、「自分はあんな風になれない」と、落ち込んでいた。あ、今は違いますよ。若い頃ね。とは…

ナガヤ、動き続けます。

ナガヤ、動いてます。 一昨日、撮影した2軒のテイクアウトメニューの記事を書き上げた。原稿書きが嫌いな私にとっては快挙。それもこれも、今回の記事はそれだけ緊急性が高いということなのである。多くの方に読んでもらい、店に足を運んでいただくには一日…

ナガヤ、動きました。

ナガヤ、動きました。 いつもお世話になっているお店のテイクアウトメニューを撮らせていただいた。照明機材とカメラをセットして、露出を測って、シャッターを切る。これまで何千回とやってきたことだが、一つ一つ、動作をするたびに熱いものが込み上げてく…

ナガヤ、動きます。2

上の写真は、愛知万博が開催された2005年に出版した拙著『大名古屋大観光』。当時は名古屋本がブームで、雨後のタケノコのようにいろんな出版社から数多くの本が出版された。そのほとんどがグルメや観光のガイド本だった。 が、拙著はガイドとしては1ミリも…

ナガヤ、動きます。

何をやるにしても、 考えるよりも、まず動いてきた。 その結果がどうであれ、 先のことは動いてから考えていた。 ずっと、そうやって生きてきた。 仕事場に籠もって HPを作ったり、 動画を編集することも 動いていることには違いない。 私が本当にやりたいの…

自分の頭で考える。

昨日は中身のないブログを公開してしまい、申し訳なかった。薬を飲んで、ぐっすりと寝たおかげで体調はすっかり回復した。 さて、私が「町おこし」をテーマにした講演会などでよく話すのは、 「その人が知らないことは、その人にとって存在しないことである…

すまぬ。

1週間にわたって、 「嫌い」な人やことについて書いてきた。 そんな自分が嫌いになった。 負のエネルギーを使ったためなのか、 体調を崩してしまった。 あ、熱があるとか、 ましてやコロナじゃないからね。 鼻炎。 季節の変わり目ってこともある。 朝から鼻…

「月収○○○万円をめざす」ライター、嫌い。

昨日はHPの完成が嬉しすぎたため、「嫌い」シリーズを中断してしまった。今回で最終回。みんな、ドン引きしないでついてきてくれよな(笑)。 今回も、書こうか書くまいかメチャクチャ迷った。私の嫌いなもの。それはネット上、とくにtwitterで見かける「月…

オフィシャルHP(笑)、始動。

ついに、私、永谷正樹のオフィシャルHP(笑)が完成した。その名も、『永谷正樹、という仕事。』 www.nagaya-masaki.com HPを作ろうと思ったのは、友人から 「ナガヤさんに仕事を依頼する人って、ナガヤさんを知っている人だけですよね」と、言われたのがき…

ネットワークビジネス、嫌い。

「嫌い」シリーズを5回続けてきて、読者様がドン引きしているのがよくわかる(笑)。FacebookやTwitterの「いいね!」も極端に少ないし(笑)。リアルな世界では政治や宗教の話題がタブーなように、ネット上では異業種交流会やセミナーのネタはNGかもしれな…

保守系団体の講演会、キライ。

もう、10年以上前の話になる。私としては黒歴史として封印したい過去をここで告白しようと思う。当時、私はある保守系団体が主催の講演会へ頻繁に足を運んでいた。ゲストは田母神俊雄や金美麗、櫻井よしこ、竹田恒泰、山谷えり子、そして、野党時代の安倍晋…

セミナー、嫌い。2

どこまで書いたっけな。そうそう、創業社長のサクセスストーリーの話だ。話を聞いていて、たしかにスゴイとは思う。 一代で会社を築き上げるまでには相当苦労されたと思うし、セミナーでは話せないことも多々あっただろう。危機に瀕したときの、あの決断がな…

セミナー、嫌い。1

「嫌い」シリーズの3回目は、セミナー。 セミナーには何回か参加したことがある。商工会議所などが主催の、実用的で無料のやつね。ここでいうセミナーは少し違う。 まずは、嫌いというよりも、もう論外だけど、自己啓発系のセミナーね。ついでに言うと、自己…

業界の交流会、もっと嫌い。

昨日の続きね。実は私、生涯でたった一度だけ異業種交流会に参加したことがある。もう15年くらい前の話だ。いや、正しくは異業種ではないかもしれない。mixiのコミュニティで出版や広告業界で働く人たちだけの交流会の告知があったのだ。 当時から名古屋のメ…

異業種交流会、嫌い。

書こうか、書くまいか、ものすごく迷った。でも、書く。 私は異業種交流会やセミナーといった類いのものが苦手である。いや、まだオブラートに包んだような言い方をしてるな。言い直そう。大っ嫌いである。いや、これらが好きな人には本当に申し訳ない。でも…