永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

永谷正樹、という会社。10

やっと、名刺が完成した。

デザインはある程度決めていたものの、最後まで悩みに悩んだのが、社名と自分の名前に使うフォント。

明朝体が好きだし、社名にも合うと思ったので、商用利用が可能なフリーのフォントを片っ端から探して、レイアウトを組んでみた。

ところが、4〜5パターンほど試してみたが、今ひとつしっくりこない。

なぜだろう。ほっこりと温もりがあって可愛らしいものを選んでも、それが伝わってこないのだ。むしろ、デジタル的な冷たさすら感じてしまう始末。

私の仕事は、ミラーレスカメラをはじめ、PCやスマホなどデジタル端末を使いまくっているが、仕事そのものはアナログそのものなのである。

そこで、思いきって手書き風のフォントを探して、同じようにレイアウトを組んでみることに。

その中で気に入ったのが、「りいてがき筆」と「りいてがきNR」。↑トップ画像の私の名前に「りいてがき筆」、肩書きに「りいてがきNR」を使った。

うん、手書きではないんだけど、手書きっぽい温もりが伝わってくる。これに決定!

ってことで、名刺が完成した。

こちらは、今使っている名刺。住所などの連絡先は裏面に書かれてあり、表面は屋号と名前しか載っていないので、
「政治家みたいな名刺ですね」と、よく言われた。名刺が会話の糸口になることもこの名刺から学んだ。

法務局へ行く来週25日まで名刺交換する機会がないので、もうこの名刺を使うこともない。ちょっぴり寂しい気もするが、これから仕事をもっと楽しくするために法人化するのである。

あ、誰かこの『取材屋』という屋号を引き継いでくれないかな(笑)。『二代目取材屋』として(笑)。って、落語家じゃないんだから(笑)。

明日は会社設立の挨拶状を作ろうと思っている。