永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

忘れることと、忘れないこと。

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昔から誕生日や記念日、車のナンバーなど、数字を覚えるのが苦手だ。

女房や子供の誕生日もよく間違えて、家族に呆れられている。

今でも思い出せないのが、両親の命日。父が3月で母が5月だったのは覚えている。でも、日にちまでは思い出せない。きっと、辛すぎる記憶を消そうとしているのだろう。

今、父や母のことを思い出すと、寝たきりの弱々しい姿は出てこない。まだ若くて、元気でやさしかった姿ばかりが脳裏に浮かぶ。

忘れる、というのは不便のように思えるが、そうではない。忘れるのは辛くて悲しいことばかり。楽しかったことは忘れないようにできているのだ。そうでなければ人は生きていけない。

だから、私は絶対に忘れない。一生忘れない。忘れるものか。辛いことや悲しいことも沢山あったけど、それ以上に楽しかったことが沢山あったということを。