永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

宮崎出張。2

宮崎出張の2日目。今日はフリー。今回はレイトチェックアウトのプランを選んだので、12時まで部屋でブログを書いたり、映画を見たりしながらまったり。

チェックアウトを済ませた後、昼食を摂ろうと向かったのは、チキン南蛮の発祥店『味のおぐら 本店』

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いかにも昔ながらの洋食店という佇まい。旨い料理を出してくれるオーラを放ちまくっている。店に到着すると、3組の客が待っていたものの、10分も待たずに案内された。周囲を見渡すと、ほぼ全員がチキン南蛮を注文していた。日曜日ということもあって、私も含めて観光客が多いのだろう。

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もちろん、私もチキン南蛮を注文。写真ではイマイチ伝わらないが、チキンはかなり大きく、私の掌ほどある。切り分けておらず、自らナイフでカットする。

まずはタルタルソースを付けずにそのまま食べてみる。タレの甘辛い味付けにごはんがすすむ。胸肉はパサついておらず、しっとりとした食感。

今度はタルタルを付けて食す。うん、これも旨い。チキン南蛮は宮崎に限らず、全国で食べられるが、本場はタレやタルタルの味付けがまったく違うように思える。

『味のおぐら 本店』のチキン南蛮はたしかに旨かった。でも、昨日のブログでも登場した宮崎在住の友人に以前連れて行ってもらった店の方が感激するほど旨かった。

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『味のおぐら 本店』は、チキン南蛮発祥の店だし、駅から近いし繁華街のど真ん中にある。観光客にとってこんな魅力的な店はない。名古屋で言うところのひつまぶし発祥店『あつた蓬莱軒』のような存在だろう。

たしかに旨いことは旨い。でも、地元の人はあまり行かない、みたいな。やはり、地元の旨い店は地元の人がいちばん知っているということである。

今回の出張では、鳥の炭火焼と釜揚げうどん、チキン南蛮と、宮崎グルメを堪能しまくった。19時頃にセントレアに到着すると、無性に名古屋の食べ物が恋しくなった。何を食べようかといろいろ考えた結果、台湾ラーメンに決めた。

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いずれ記事にするので、店名は明かせないが、台湾ラーメンの有名店。『味仙』と比べると、辛さは控えめ。矢場町店のアメリカンと同じくらい。ベースとなるスープが美味いので、辛さだけではなく奥行きのある味わい。

こういう台湾ラーメンは意外と少ない。大陸系中華の台湾ラーメンは醤油ラーメンに台湾ミンチとニラをのせただけだし。

楽しみにしていた宮崎出張が終わった。これでもう今月は出張がない。気分も一新できたし、今日からバリバリ働こう。