永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

YOKKAICHI MONOCHROME 2022 MAY.

天気は快晴。時より心地よい風が吹き抜ける。こんな日に仕事をしても集中できるわけがない。ってことで、気の向くままにカングーを走らせた。

堤防沿いの道を南へ下って、国道1号線まで行き、西尾張中央道経由で国道23号線へ。西へ行けば三重県方面、東は名古屋港方面。さて、どちらへ行こうか。

名古屋港は人が多そうだし。その先にある三河方面もこの前行ったばかりということもあり、三重県方面へ車を走らせた。

まず、立ち寄ったのは、四日市港ポートビルの近くにある霞港公園。ここでSEL2860を付けたSONY α7sを取り出して撮影した。

霞港公園から望む四日市の工業地帯。地元の人は見慣れた光景かもしれないが、市外から来た私によっては、何というか、シュール。

左側のビルが四日市港ポートビル。展望台もあり、コンビナートの夜景も楽しめるらしい。行ったことないけど。

付近にはコンテナも沢山。

遊歩道からも工業地帯が見える。

コンテナを運ぶクレーン。

霞港公園を後にして、食べログで調べた市内の喫茶店で昼食をとった。その後は近鉄四日市駅の近くにある商店街をブラブラ。

居酒屋など夜の店が多いからなのか、日曜日だというのに人通りはまばら。

蜘蛛の巣みたいな電線。そういえば、5年ほど前に行ったタイもこんな感じだった。

シャッターが閉まった店も多かった。岡田克也って四日市が地元なんだね。

巨大なキャバクラの看板。やはり、この商店街は夜がメインなのか。

蜘蛛の巣のような電線と同じくらい好きなのがダクト。見つけると、つい撮ってしまう。きっと、そこに人々の営みを感じるからだろう。

歩き疲れたので、甘いものが食べたくなった。レトロな喫茶店を探したものの見つからず、今どきのカフェへ。注文したのはガトーショコラとドリンクのセット。

これを1人で食ってるおっさんってどうよ(笑)。注文を受けたバイトのお姉ちゃんに「キモっ!」とか思われてるかもしれないなぁ。

そんなことを考えながら完食。

今回撮影した写真の大半は、広角側の28mmを使った。絞りはF8で。画面の隅から隅までピントが合う状態。

最近はピントが浅い、んー、もう少しわかりやすく言えば、ボケが大きい写真がもてはやされているので、完全に時代と逆行しているな。

全部にピントが合うということは、被写体が面白くなければ写真として成立しない。今回はそこにチャレンジしてみた。

SEL2860、街歩きにピッタリのレンズだった。α7sとともに、いつもバッグに入れておこうと思う。