永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

診断結果。

午前中は、以前に足底腱膜炎を診てもらったことがある近所の整形外科へ。今回の目的は、ブログでも書いた、左手の指のしびれを診断である。

病院へついたのは、朝9時半。建物の前にある駐車場が空いていてラッキーだったと喜んでいたのも束の間、院内へ入ると、待合室は満席で座ることも出来ないほど多くの人でごった返していた。

結局、案内されたのは11時近く。左手の親指と人差指にしびれがあることを話すと、医師は三角形のトンカチ的な器具を私の左手の付け根あたりをトントン。

「電気が走ったような刺激はありませんか?」と、先生が尋ねるも、まったく感じない。今度は先生が左手の付け根を指でギュッと押さえて同じ質問。これも何も感じなかった。

だらに、私に背中を向けるように指示。上を向きつつ首を左右に固定して「痛みはないか」と、尋ねた。わずかだが、右肩に肩こりのような痛みがあったので、それを告げた。すると、

「指のしびれは手首の神経か、首の神経のどちらかに傷がついていたり、圧迫されていたりして起こります。あなたの場合は、たぶん首でしょう。レントゲンを撮ってみましょう」と、先生。

レントゲン室で正面と横のレントゲン写真を撮ってから、再び診察室へ。写真を見ながら先生は首を傾げている。

「指のしびれは首ヘルニアから来ていると思っていましたが、写真を見る限り正常ですね。レントゲンでは判断できない部分の神経が何らかの影響を与えているかもしれません。MRIだったら映るかも……』と、先生。

もう面倒くさくなってきたので、脳卒中など脳の病気の前兆ではないのかと心配している旨を伝えると、

「脳出血などの場合は、指とかではなく、腕全体とか右半身、左半身全体と広範囲に障害が出ますから、心配ありません」とのこと。それが聞きたかったのだ。

結局、しびれが酷くなったら再び検査することにして、薬も何ももらわずに帰った。指のしびれの原因はわからぬままだが、仕方がない。放っておいて治る場合もあるし、悪化する場合もあるだろう。うまくつき合っていくしかない。