永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

長男、孤軍奮闘。

体調は完全に戻った。とはいえ、新型コロナに感染していたので自宅から一歩も外へは出られない。私は仕事場の隣りにある和室で寝起きしている。

仕事もスローペースで再開することにした。疲れが溜まって再発するのも怖いから。

女房はまだ闘病中。食事もまともに摂っておらず、口にしているのはゼリー飲料的なもののみ。女房は3階の寝室に隔離されている。

室内のアルコール除菌や洗濯、食事などの家事はすべて長男がやってくれている。何でも、会社で事情を話すと、長男は濃厚接触者でもあるため、「しばらく休め」と言われたらしい。

もともと長男は、大学生くらいの頃から「早く自立がしたい」と、進んで家事を手伝っていた。今回、私が高熱でぶっ倒れたときも、桃とブドウを部屋まで運んでくれた。桃も、ブドウもキレイに皮が剥かれてあり、そのやさしさに感激した。

いつの間にこんなすばらしい青年に成長したのか。長男と同じ年(25歳)の頃、私は何をやっていたのだろう。あ、もう結婚してたわ。フリーランスになる直前で、毎日忙しかった。その日のうちに帰宅することはなかったなぁ。

なかなか、やるじゃん、オレも(笑)。でも、人格的には完全に長男が上。「鳶が鷹を生む」とはこのことだ。すみません、親馬鹿で。

長男も、次男も、私と女房の成分は半分ずつ。昨日のブログにも書いた通り、女房の成分が私のデタラメさ加減を打ち消してくれているんだろうなぁ。

ってことは、女房がスバラシイのか?くぅぅぅっ……。みっ、認めたくねぇ(笑)。でも、きっと、そうなんだろうな。

女房への思いは小っ恥ずかしいので、いずれまた。