永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

オカザキちゃん。

↑この写真は、「山手グリーンロード」の名古屋大学駅から八事交差点方面を撮影したものである。「山手通」や「四谷通」とも呼ばれるらしいが、私の世代では、たぶん「山手四谷通」だろう。

バブル全盛期の80年代後半、このエリアはファッションビルが建ち並ぶオシャレスポットだった。年に1回だったと思うが、この通りでイベントも開催され、当時田舎者の高校生だった私は彼女と手をつないでブラブラと歩いたことがあった。

本山界隈には今もファッションビルがあるようだが、昔の方が活気があったような気がする。そこに行けばオシャレな自分になれる、みたいな。

久しぶりに「山手四谷通」を訪ねたのは、名古屋商工会議所の会報誌『NAGOYA』の取材と撮影のため。昨年、長く続いた連載「那古野三ツ星グルメ」が終わり、秋ごろから新しい連載「歩くと見つかるいいモノコト」が始まったのだ。

今のところ名古屋商工会議所のHPでは公開していないため、簡単に内容を説明すると、名古屋の街を歩いて、新たな魅力を再発見するというもの。ほら、テレビでもよくやってる街ブラロケ的な。「ナガヤ散歩」的な。

「那古野三ツ星グルメ」の店選びや原稿の内容は、ほぼ私に丸投げだった。一方、この「いいモノコト」は編集担当のオカザキちゃんと話し合って決めている。というか、ありがたいことにオカザキちゃんがいろいろと提案してくれるのである。

しかも、内容がざっくりと決まると、ロケハンまでしてくれる。もう、私は現場でいくだけでよい。ムチャクチャ楽をさせてもらっている。

そんなオカザキちゃんは、現在の部署へ来て2年。それまで編集という仕事とはまったく縁がなかったというが、出版社の編集担当、いや、それ以上に仕事がデキるのである。きっと、編集業務に限らず、オカザキちゃんは仕事ができるのだろう。間違いなく出世すると思う。今から仲良くしておこう(笑)。

そんなオカザキちゃんだが、編集担当になって2年が経ったので、今年4月に移動になる可能性もなくはない。私としては、ずっと担当でいてほしいのだが。