永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

汁なし担々麺の楽しみ。

明日16日(金)から1泊2日で奈良。帰宅した翌日18日(日)から1泊2日で豊橋。今週末はずっと仕事なので、今日はオフにした。急ぎの原稿もないしね。

さて、何をやろうか。車に乗ってアテもなく自宅を出発した。しばらく走らせて、とりあえず、三重県方面へ向かうことに。

なーんにも考えず運転していると、腹が減ってきた。コンビニの駐車場に車を止めて近くの店を検索。ヒットしたのが桑名市の『川龍(シェンロン)』という中華の店。担々麺が人気のようで、ランチにはご飯や一品料理が付くセットを用意している。

店に着いたのは、13時頃。店内は混雑のピークを過ぎて落ち着いていた。テーブル席へ案内されて、注文したのは汁なし担々麺に小ライスと一品料理が付くセット。一品料理は油淋鶏と餃子、春巻き、棒々鶏から選べ、油淋鶏を選択。

これが汁なし担々麺。麺と具材をしっかり混ぜていただきます!

うん。濃い。辛そうに見えるけど、辛さよりも先に濃厚な芝麻醤の風味が広がって、後からじんわりと辛味がくる。コシのある麺との相性もよい。

合間に油淋鶏(写真を撮り忘れた)を頬張ると、さっぱりとした酸味が口の中をリセットさせてくれる。

口に広がる芝麻醤のコクと辣油の辛味を抑えるためにご飯に手が伸びてしまうが、それをグッとガマン。ご飯に一切手を付けず、麺と具材を食べ終わってから丼に残ったタレをご飯にかけて担々飯にして食すためだ。

レンゲですくってひと口。おー!めちゃくちゃ旨い!小ライスではなく丼で食いたいくらい。これが楽しみで汁なし担々麺を注文すると言っても過言ではない。

食べるのに夢中で気が付かなかったが、私が帰る頃、1時半をまわっていたが、店内はほぼ満員になっていた。おそらく、営業時間内はずっと混んでいるのだろう。人気店の実力を目の当たりにした。

店を出てから日帰り温泉でも行こうかと思ったが、18日(日)からの豊橋出張は、ホテルの部屋に風呂がないため、日帰り温泉に立ち寄ってから行くので今日はやめた。

コンビニでコーヒーを飲んだりして休憩しながらのんびりと帰宅した。おっさんの休日はこんなもんだろう。