永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

世界ヲ明ルク。

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私が取材のテーマに食を選んだのは、第一に、食べることが好きだからである。第二に、美味しいものを作る人や客をもてなす人が好きだから。そして、第三、いや、これが本当の理由かもしれないな。食は年齢や性別、国籍、思想の右左等に関係なく、誰もが幸せな気分になれるからだ。ひいては世界を明るくすることができる。

撮ル、書ク、喋ル。デ、世界ヲ明ルク。

これは、私が個人事業として立ち上げた『取材屋』の理念だが、ここにも「世界ヲ明ルク」とある。「撮ル」と「書ク」、「喋ル」という方法を用いて、世界を明るくするのが事業の目的である。

新型コロナウイルスの影響で経済活動がほぼストップして、飲食業のように瀕死の重傷を負っている業種もある。何を隠そう、私もその一つに数えられるのだが、そんな中で「世界ヲ明ルク」なんて、気が狂ったのかと思われるかもしれない。でも、こんな時期だからこそ、「世界ヲ明ルク」なのだ。

愚痴ったり、嘆いたりするのをちょっとだけ、ほんの少しだけガマンして、すでに与えられていることを見つめて、感謝する。それだけで必ず環境は変わる。とくにSNS。感情のまま不平不満をぶつけている者に誰が好き好んで仕事のオファーを出すだろうか。

やはり、心の富める者に善きパートナーや善きクライアントが集まってくるのである。これは法則だ。って、なんか、私の大嫌いな自己啓発っぽくなってきたな(笑)。これは誰かの受け売りではなく、25年間、フリーとして仕事をしてきた私の経験によるものである。

それに、本業以外にもやるべきことは沢山ある。例えば、仕事場の掃除だって仕事の一環だ。そう思いながら、昨日、私は今までできなかった仕事場の片付けと掃除をした。仕事場にあふれかえっている物を整理していると、快適に仕事ができる場所があることのありがたさに気づいた。カメラやレンズなど、道具を磨いていても感謝の気持ちがわいてくる。

本気で「世界ヲ明ルク」したいと願うならば、他力本願ではなく、まずは自分の立場で、自分の現場で喜びや感謝の気持ちを表現する。アフターコロナの世界について、悲観的に考える人も多いが、そういう人が沢山いれば、「世界ヲ明ルク」できると私は信じている。