昨日は、単行本の取材で録った音声データの文字起こし。そういえば、昔は「テープ起こし」と呼んでいたが、今では何というんだろう(笑)。
私は、雑誌やwebメディアの取材で録音することはほとんどない。3000字程度の文字数であれば、メモだけで十分だと思っている。
しかし、1万字を超えると、さすがにメモだけでは不安になる。単行本の場合は、もっと文字数が多くなるので録音は必須である。
私の場合、ICレコーダーとiPhoneで録音する。何らかのトラブルで録れていなくても、2つあれば問題ないからだ。
ただ、録音しながら取材すると、「後から聴けばよい」という安心感から、メモを取るのが適当になってしまう。
今回の単行本の取材では、その甘えを一切捨てて、メモを取りまくった。
メモを頼りに原稿を書こうとしたら、もっと他に情報はないものかと思い、音声データを確認したところ、やはりメモをしていない部分もあった。で、文字起こしをしているというわけだ。
音声データを聞くと、当時の驚きや発見が蘇ってくる。まだまだ半分も文字起こしはできていないが、この感覚が残っているうちに原稿を書いた方がよいかもしれない。
明日は文字起こしを休んで、メモと文字起こしを基に原稿を書いてみようと思う。