永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

行き先を決めないひとり旅。

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今日もオフ。黄砂と雨で汚れていたカングーを洗車したら、出かけたくなった。

行き先を決めず、とりあえず国道19号線をひたすら真っすぐ走らせた。自宅近くを走る国道は、41号と22号、そして19号。19号線は、春日井インターを超えると、あまり渋滞がない。信号も少ないのでドライブするにはぴったりなのだ。

夕飯までに帰宅することを考えると、下道でどこまで行けるだろう。宇多田ヒカルをBGMにハンドルを握った。

岐阜県多治見市を抜けて、恵那市、中津川市と、どんどん北へ。出てきたときは晴れていたのに、中津川へ入ったあたりから雪が強くなってきた。せっかく洗車したのに……。

岐阜県と長野県の県境まで来たところで昼になった。このまま19号線をまっすぐ行っても、飲食店は少ない。あったとしても観光客向けの店くらいしかない。そこで153号線で飯田方面へ走らせた。

長野だから、蕎麦!というのは、安直すぎる。せっかく長野まで来たのだから、私の場合はチャーラーでしょ(笑)。昔からラーメンやチャーハンを出している店というのは、その土地で暮らす人々の等身大の姿というのかな、飾らない“素”の部分が見えるような気がするのだ。

飯田へ入ってからコンビニに車を止めて、スマホで検索。良さげな店を見つけたので、ここで初めてカーナビを使った。

店へ到着したのは、13時半頃。にもかかわらず、店の前で待っている客がいた。受付用紙的なものが置いてあったので、名前を書いてしばらく待つことに。

5分ほど経ったところで名前を呼ばれて店内へ。ラーメンとチャーハン、それぞれ並盛を注文した。結論から言うと、大当たり。『おとなの週末web』の連載「ニッポン“チャーラー”の旅」に載せようと思う。ゆえに、詳しいことはここに書かない。

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お腹が満たされたところで、せっかく長野まで来たのだから、というよりは雪が降っていてムチャクチャ寒かったので温泉へ入って暖まりたい。で、車で40分ほどの場所にある『信州平谷温泉 ひまわりの湯』に立ち寄ることに。

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ぬるめのお湯にじっくりと浸かると、身体の芯から暖まり、足の指先もポカポカになった。で、湯上がりにコーヒー牛乳。うーん、染みるねぇ。

帰りも下道でのんびり。たぶん、今日は200km以上走ったと思うけど、全然疲れていない。行き先を決めないひとり旅、今度は新緑の季節に行きたい。

さぁ、明日からは再び原稿書きまくりの日々。2日間、思いっきり休んだので捗りそうだ。