永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

シン・ナガヤ。

原稿を書く前の、記事の構成を考えるのが好きだ。これまでは原稿を書くことに必死で意識していなかった。

まず、企画を立案する時点で、その記事で何を伝えたいのかを大まかに決める。それに基づいて取材をする。構成を考えるのはそれからだ。

構成をノートやPCに書き出したりはしない。すべて頭の中で組立てていく。アウトプットする際に、どんなフレーズを使えばより伝わるのかを考えるのも好きだということにも気がついた。

あ、これって言い換えれば、原稿を書くのが好き、ということだろうか。だとしたら、私にとって大きな進歩である。

ライターとして仕事をするようになって、今年で丸30年。ただの1度も楽しいとか、好きだと感じたことはなかった。

さすがにそれはライターとしていかがなものなのか。それに、どうせ仕事をするなら楽しくやりたい。そんな思いから、このブログを毎日更新するようになって3年と4ヶ月。これまで続けていて本当によかった。

ついでに言うと、GW中も仕事をしていてよかった。今年はライターとしての大きな転機を迎えそうだ。

明日も原稿書き。明日から私は、“シン・ナガヤ”になる!って、名鉄名古屋駅の旧名、新名古屋(シンナゴヤ)に似てるな(笑)。