永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

色モノだってよ。

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私のことを知っている人からすれば、

「何を今さら!?」ってことを、書く。

 

2、3年前から、大マジメに

「モテたい」と思っていた。

いや、それは、女性のみならず、

万人に愛される、

好かれる存在になるということだ。

 

マイナーよりはメジャー。

覇道よりは王道。

傍流よりは本流。

脇役よりは主役。

 

カメラマンやライターという

仕事を選んだ時点で、

そう思っていたし、めざしていた。

 

少し前の話。

名古屋ネタライターの○タケさんと私が

名古屋めしの「ツウ」として

あるテレビ番組に呼ばれたときのこと。

 

○タケさんが紹介したのは、

『あつた蓬莱軒』など、

いわば、名古屋めしの王道。

 

一方、私は

ひとクセもふたクセもある

ヒネリがきいた、いわゆる「色モノ」。

 

「オレにも名古屋めしの王道を語らせてくれよ!」

と、ディレクターに直訴するも、

「ナガヤさん自身が色モノじゃないですかー」

と一笑に付される始末。

 

色モノなんだってよ。私は。

 

もっと早く気づくべきだった。

 

色モノが、

メジャーになれるわけがない。

万人に愛され、好かれるわけがない。

モテるわけがない。

 

そもそも、万人に愛されるには、

私自身も万人を愛さねばならない。

 

あいにく、

そんなにデカイ器は持ってねぇ。

 

イヤなものはイヤだ。

嫌いなものは嫌いだ。

そんな風に

自分の気持ちに嘘をつかず、

正直に生きることを信条としてきた。

 

その結果として、

色モノと評価されたのであれば、

それは受け入れよう。

 

っていうか、

もう、メジャーなんて興味ねぇわ。

もう、「モテたい」なんて思わねぇわ。

 

成功!?

金儲け!?

ステータス!?

はぁ?

うるせぇよ。

んなもん、どうでもいいわ。

 

私は写真が撮りたいだけ。

私は文章が書きたいだけ。

私は自由に生きたいだけ。

 

それ以外、なーんにも望まねぇ。

 

 

※写真は、名古屋市緑区『花ごころ 緑苑』のテイクアウト「本日のおばんざい」。毎日10種類ほど用意していて、値段も350円~とお手頃。お酒のアテにもオススメです。あ、『緑苑』は、私が紹介したからといって「色モノ」ではありません(笑)。