永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

AJISAI MONOCHROME 2022. vol.1

今日は岐阜県にある某企業で経営者のインタビュー撮影。11時すぎに終わり、記者を駅まで送ってから、昔取材で訪れたことのある場所へ行きたくなって車を走らせた。

すると、そこには紫陽花が咲きはじめていた。五分咲き、いや、三分咲きくらいかな。居ても立ってもいられず、車を止めてカメラを取り出してシャッターを切った。

どんよりとした梅雨空だからこそ、淡い色合いの紫陽花は映えると思った。この色を取り去って、白と黒、グレーのモノトーンにしたら、どのように伝わるだろうか。そんな思いで何年か前から実験的にはじめたのが「AJISAI MONOCHROME」である。

今回は、開放F値の明るいレンズを使い、ボケを意識して撮影してみた。そしてモノクロに変換してみると、エロティックな雰囲気になった。

モノクロの紫陽花、貴方にはどのように映るだろうか。