永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

充実の日曜日。

明日から19日(火)まで、ほぼ毎日取材と撮影があるため、昨日と今日はのんびりと過ごした。まぁ、雨も降っていたからね。

午前中、玄関のチャイムが鳴り、出てみると宅急便。それもクール便。私宛の荷物で、差出人はだいぶ以前に取材でお世話になったお店のご主人からだった。

久しくお店に足を運んでいないのに、本当に律儀な方だ。箱を開けてみると、とても美味しそうなアイスキャンディーだった。うわー、何だか申し訳ない。

お返しというか、お礼をしなければならない。そこで考えたのが、今年撮影した紫陽花の写真を使ったポストカード。私が選んだ写真は、

これと……

これ。写真をキレイに印刷しようと思ったら、光沢紙やフォトペーパーを使うのがいちばん。しかし、被写体は紫陽花。現場の、しっとりとした空気感を出そうとしたら、和紙や普通紙の方がよい。

試しに和紙を使ってみたところ、インクが滲みすぎて絵みたいになってしまった。次に普通紙で印刷してみると、とてもイイ感じになった。

1枚はお中元をいただいたお店のご主人に、もう1枚は久しく会っていない友人に送った。喜んでいただけるとイイのだが。

今日の夕飯は、トップ画像にもある通り、うなぎ。実は、ある仕事の一環で、調理のプロセスや味などをレポートするんだけど、どうせならキレイな写真を撮ろうと思い、テーブルに黒デコラを敷いて、LEDライト1灯+レフ板でライティング。

三脚は仕事で使っているものは大きいし、車から持ってくるのも面倒くさかったので↑これを使った。センターポールを伸ばすと、最大で71.4センチになる。テーブル上のモノを撮るには十分。ただし、カメラには大きなレンズを付けることができない。重すぎて不安定になってしまうのだ。

今回使ったのは、ボディがα7III、レンズがSEL24105Gという組み合わせ。このレンズもそこそこ大きく、ギリギリ、というか完全に重量オーバーだった。いつ倒れてもおかしくはない中でシャッターを切り、できたのがこの写真。

実は、LEDはZOOMでの取材や打ち合わせのために購入したもので、これまで撮影に使ったことはほとんどなかった。でも、ここまで撮れるのだったら、「アリ」だろう。まずは、時間があるときにオークションに出品するものを撮ってみよう。

オフにすると言いながら、仕事をしてしまったが、充実した日曜日だった。さて、明日は取材。土砂降りにならなければよいのだが。