永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

大人としての父親。

長男は25歳。次男は来年1月で22歳。世間的には完全に大人だ。

長男は今年4月から社会人として働いている。毎朝6時半頃に起きて(ちなみに私は8時過ぎ)、7時過ぎには出勤している(ちなみに私の始業は10時過ぎ)。帰宅するのは7時半くらい。遅いときは9時を過ぎることもある。

仕事はデスクワークだけではなく、現場での作業もある。それでも愚痴や文句ひとつ言わずに毎日きちんと会社へ行っている。

一方、次男は来年4月から就職のために地元を離れて関東で暮らす。先日、アパートを見に行って不動産屋と契約を交わしたようだ。

また、ときどき次男は就職先の上司や同期とZOOMで親交を深めているようで、4月の入社を待たず、2月からインターンとして働くらしい。と、いうことは一緒に暮らせるのは2ヶ月と少し。

本当に息子たちは成長した。最近、それをつくづく実感する。そんな息子たちに訊きたくても訊けないことがある。いや、あまりにも怖いというか恥ずかしくて。

それは、大人になった息子たちの目に、私はどんな大人に映っているのだろうかということ。

いや、私自身はダメな大人であると自認しているし、女房にそれを言われても何とも思わない。それどころか「それが何か?」と開き直る。たぶん、友人や後輩に言われても同じリアクションだと思う。

でも、でも、息子たちからダメな大人のレッテルを貼られたら……。凹むかもしれない。せめて息子たちだけにはカッコイイ大人と思われたいと願うのはワガママだろうか。

どう思っているのか訊いてみたい。でも、怖い。恥ずかしい。