永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

タナボタ。

今日は某TV局でHP内の新卒採用ページに使う、いわゆる「先輩からのメッセージ」的な写真の撮影。

事業部や技術、制作など、それぞれの部署で活躍する社員を目線あり、なしで撮影していくのだが、女子社員3名による座談会の様子も撮影した。

座談会が終わると、その中の1人で広報担当の方に「ご挨拶をさせてください」と言われて、名刺交換をすることに。

そして話を聞いてみると、番組のポスターに使う写真を撮ってほしいということだった。今回、撮影のオファーをいただいた制作会社のN村さんが事前に私のことを話してくださっていたらしく、

「ナガヤさんは、こうやっていつも照明機材で撮影してくださるので」と、N村さん。

いやいや、照明機材は必須でしょ。逆に照明機材ナシでどうやって撮っているんだろう?蛍光灯やLEDなどその場の照明だけを使うと色が被るし、それこそ、スマホで撮影した写真と同じになってしまうではないか。

プロのカメラマンは、カメラやレンズだけではなく、照明や三脚などの機材を使いこなしてナンボだと思うのだが。でも、まぁ、そのおかげでタナボタ的に仕事のオファーをいただくことができたのでヨシとしよう。

若手カメラマンの皆様、照明機材なんて小難しいものはわざわざ使うことはない。買うと高いしね。だから、これからも場灯りでガンガン撮影してくれ(嘘)。